三菱電機ビルソリューションズ株式会社

    
Interview
06

現場に立つ。
その責任を
全うするために

渡辺 旭男
2018年入社
関西支社 工事統括部
昇降機新設工事部
工事一課

電気電子工学を専攻していた大学時代。電気電子回路、電気制御、発電送配電、充電デバイス、情報工学などの専門分野を学び、マイクロコンピューターを使用した各種センサーの原理について研究を行っていた。就職活動時に当社のテレビコマーシャルを見て、昇降機の安全を守るという仕事に興味を持つ。そして、研修制度や福利厚生などが自分にマッチしていたことから、入社を決めた。

Section 01

据付工事をスムーズに進めていく

工事一課は、昇降機新設工事の施工管理および品質管理を行っている部署です。その中で私は、大阪府、和歌山県、奈良県のエリアを担当し、様々な現場で施工管理を行っています。エレベーターを受注した段階から始まり、まずは現場でゼネコンや施工会社の方と、スケジュールを基にした打ち合わせを行います。いつまでに完成しなければならないのか、部材を搬入するタイミングや経路はどうなのかなどを細かく確認し、現場がスムーズに流れるようにすることが私のミッションです。もちろん、建物は建築中となりますので、エレベーター以外の工程のこともしっかりと考慮しなければならず、エレベーターの知識だけでなく、建築現場の知識も身につけておく必要があります。工事が開始すると、現場の進捗確認状況に応じた打ち合わせ対応、作業員の安全を守るための安全パトロールを行います。そして、竣工に近づくと、他職との連動や、動作や機能に問題がないか、また意匠に傷がないかなどのチェックを行い、引渡しに向けた準備をしていきます。

Section 02

真摯な姿勢で関係者と向き合う

工事には多くの人が携わりますが、私の業務は施工を管理する「監督」です。当社からは私一人が伺うことになります。作業をするわけではなく、現場監督という立場になるので、関わる仲間との良好な関係づくりが何よりも大切です。全員が「納期通りに品質が満ち足りたものを納める」という方向に向かっていくために、都度発生する色々な問題に対して迅速・誠実に対応していくことが必要になります。例えば、ゼネコンの要求する施工工程では、当社が必要な施工期間を確保できない場合があります。施工期間の確保は、品質や作業者の安全と健康を守る上で重要なことです。しかし、ただ断るのではなくできるだけ協力をし、お互いに納得できる案を提示する、また、案を出す際に明確な内容を提示するようにしています。明確にロジックを添えて説明し、的確かつ迅速な回答をすることが、信頼関係を構築する第一歩だと考えています。互いが納得し、工事が無事完了したときは達成感があり、この仕事にやりがいを感じます。

Section 03

何事もなく、一つの現場を
まとめられるように

私が初めて受け持った現場では、打ち合わせで聞かれることに対して、「後で確認します。」と答えることが多くありました。社内に戻れば先輩や上司が気にかけてくれますし、わからないことは何でも教えてくれます。また、現場からもすぐに電話をできるような体制でしたので、不安はありませんでした。しかし、いつまでも頼ってばかりではいられません。実際に現場に出てみると、周りはベテランの方ばかりで、年齢も私が一番下であることが多いです。そのような環境でも対等に渡りあっていかなければ、決められた納期通りに工事を進めることができないと考えるようになった時から、知識や技術の習得を強く意識するようになりました。先輩や上司から学び、また工事現場を知っている施工会社の方からも学び、自分でも調べる。それを繰り返すことで、ゼネコンからの問い合わせに対して、的確にその場で答えられるようになりました。そうして成長した結果、自分が思い描いた通りに工事が進むようになり、それがやりがいにもなっています。やはり、一人で現場を回せて一人前。任せてもらえる現場を増やしながら、ゆくゆくは誰もが知る有名な建物の工事に携わってみたいと考えています。

A Day
Scheduleある1日のスケジュール
09:00
出社メール確認などの事務作業を行う。
10:30
着工前の現場着工前の現場での打ち合わせ、現場調査。
12:00
昼休み職人さんと現場が一緒のときは、職人さん達と昼食をとる。現場が遠方の場合は、ご当地グルメを食べることも。
13:00
次の現場に移動品質・工程の確認や安全パトロールなどを行う。
16:00
帰社オフィスに戻り、別現場の計画書や見積書、工場に出荷の指示をするための書類作成など事務処理を行い、翌日の準備。
18:00
退社

休日の過ごし方

月に一度は旅行に行っています。景色や名所を楽しむという目的もありますが、やはり一番は「おいしいものを食べる」ことですね。一人旅の時もありますが、現地のグルメを求めて、パートナーや友人と一緒に気になった場所に気ままに出かけるのが好きです。後は、飲みにいくことも好きで、休日はもっぱら外食です。