三菱電機ビルソリューションズ株式会社

    
Interview
04

「安全を守る」、
そのはじまりになる仕事

森田 菜月
2018年入社
横浜支社 さがみ支店 営業課

環境問題を絡めた国際経済を学んでいたことから、インフラ関係の仕事に興味を持った。そして、説明会などを通して、社会のあらゆる場所に三菱製の昇降機があることを知り、その社会貢献度の高さに惹かれた。また、一人ひとりを大切にする社風に加え、福利厚生が充実していることから、長く働くことができそうだと感じて入社を決意した。

Section 01

故障させないための取り組み

私がさがみ支店で担当しているのは、マンションや学校、病院、公共施設などが林立する多摩区です。そこで昇降機、空調機、システムに関する営業活動を行っています。多摩区は生活圏であるため、エレベーターは地域の方の生活に直結します。そのため、故障してしまうとご不便な思いや、ケガをさせてしまう恐れがあります。そうした状況を発生させないために必要なのが、「予防保全」です。当社の持つ膨大なデータに基づき、寿命が近づきつつある部品を選定して修理の見積りを出し、「常に安全に動く」という大前提を守り切ることが私の役割です。また、エレベーターの法定耐用年数は17年であり、それに合わせたリニューアルの商談も行っています。これも安全に使っていただくために必要不可欠な仕事です。要望に合わせた製品を提案し、金額を調整しながら工事の手配まで、オーナー様と直接コミュニケーションを取りながら進めていきます。

Section 02

「当たり前」を実現する中で
生まれる信頼

個人のビルオーナーが多いエリアのため、お客様との関係性が近くなりやすいのがこの仕事の特徴です。1回の訪問で2時間近くお話をして、ほとんどが世間話になることもよくあります。そうした会話から信頼関係を構築するのですが、「安全を守る」という重大な責任はいつでも強く意識しています。予防保全やリニューアルは、実際に工事が始まると営業にできることは少なくなります。しかし、私たちが適切なタイミングで正しいアプローチをしなければ、実行されることはないのです。営業が確実にその責任を果たすことでさらなる信頼が生まれていくのだと考えています。
ときには難しい課題をいただくこともありますが、その際は他部門との連携がとても大切になります。例えば、「ビルオーナーが住む階層に、居住者が利用するエレベーターが停止しない仕様にしてほしい」といったイレギュラーな相談をいただいた時のことです。社内で設計者・工事担当者としっかりと話し合うことでしか答えを導き出せない課題ですが、他部門の方も忙しいので頼りっぱなしというわけにはいきません。自分で可能な限り調べて、考えを巡らし、その上で意見を聞きに行く。そうしたコミュニケーションの取り方が、仕事をスムーズに進めていくためには必要です。

Section 03

支えられているという安心感

当社の事業はとても専門性が高いため、その前線にいる営業担当にも相応の知識が必要となります。日々様々なお問い合わせをいただく中で学んでいるのですが、周りに豊富な知識と経験を持っている上司や先輩がいるのは、とても心強いです。同僚との情報共有が商談に活きることもあります。もちろん自ら努力する姿勢は大切ですが、わからないことはすぐに聞ける環境であるため、若手が成長しやすいのだと思います。
そうした中で直近の目標としているのは、「怖じ気づかずに商談ができるようになること」です。そのためにもっと積極的に多くの経験を積んでいきたいと思っています。最適な提案をするために自分で調べ、周りの人に聞く。さらに、お客様から要望をいただいて、また知識をインプットする。それを繰り返すことで、どのようなことにでも対応できるようになりたいです。そして、私が関わったビル設備が人々の暮らしの役に立てれば、こんなに嬉しいことはありません。

A Day
Scheduleある1日のスケジュール
08:45
出社9:00からラジオ体操と朝礼を行い、その後、お客様や社内からのメールに返信し、見積書や積算書の整理を行う。
10:15
お客様との商談アポイントを取ったお客様先へ訪問。困りごとをお伺いしながら、日常の保守点検、修理、リニューアルなどを提案。
12:00
昼食オフィスに戻る途中にお店でランチ。
13:00
見積書作成お客様の要望に合わせた見積書を作成する。
14:30
お客様との商談午前中とは別のお客様を訪問。同じように困りごとをお伺いしながら、日常の保守点検、修理、リニューアルなどを提案。
16:00
アポイント取り帰社後、エリア内のお客様に電話をしてアポイントを取る。その合間に見積書や提案書も作成。その後、支店独自に設定した事務所清掃日のため身の回りを整理整頓。
17:30
退社

休日の過ごし方

料理をすることが好きで、最近はパンづくりにはまっています。温度と湿度をきちんと管理しなければうまく膨らまないなど難しい点が多いのですが、そこが面白いと思えるポイントです。目標は、家族に美味しいと言ってもらうこと。仕事と同じで、誰かに喜んでもらうことを楽しいと感じますね。