絵画展の歴史と変遷

絵画展の歴史と変遷

社員の手作りで開催した第一回から
今日に至るまでの
絵画展の歴史を振り返ります。

当社と絵画との出会いは1991年。当社の研修施設である「教育センター」(東京都小平市)の宿泊施設に掲示するため「世界身体障害芸術家協会」(現「口と足で描く芸術家協会」)に所属する画家が描いた絵画を購入したことが始まりです。手の自由を失った世界各国の画家の皆樣が、口や足に絵筆をとって懸命に描いた絵画を鑑賞した社員たちは、描かれた一点一線からひたむきな生命の息吹を感じ、大きな感動を受けました。

1992年、近隣の方々にも鑑賞していただこうと初めて同施設で絵画展を開催。ご来場の皆様から大きな反響を頂戴したことから、さらに一人でも多くの方々にご覧いただきたいと思い、社員の手づくりで今も日本の各地で開催しています。

開催にあたり、深いご理解と多大なご協力をいただいている「口と足で描く芸術家協会」をはじめ、各地の行政機関、社会福祉団体、当社のお客様など、皆樣に心より感謝申し上げます。

1992年

第一回「世界障害者絵画展」を開催

3月、当社の研修施設である「教育センター」(東京都小平市)で開催。社員の手づくりで設営し絵画30点を展示。近隣の皆様に足を運んでいただきました。

初めての絵画展に、勝手も分からずとても緊張しましたが、口コミで近隣のお客様がいらしてくださりとても嬉しかったです。

初めての開催を担当した社員の声

1994年

全国での巡回展がスタート

この年は14カ所で開催。各地での運営は、社員やその家族がボランティアで行い、多くの方々にご覧いただくことが出来ました。

強い生命力にあふれた絵を見て、とても豊かな気分になりました。本当にありがとうございました。

ご来場者の声

全国各地での、皆様のご支援に感謝いたします!

社員の声

画家の皆様による創作実演を開始

画家 安達巌さん(口と足で描く芸術家協会所属)のご協力を得て、12月に「小平展」で実演していただきました。
口や足で描く画家の技術の高さ、力強さを多くのご来場者に感じていただくことができました。
現在も、ご都合の許す限り画家の皆様に創作実演をお願いしています。

技術の高さに驚きました。ぜひ、多くの皆様に紹介してほしいです。

ご来場者の声

私たちの作品を多くの皆様に見ていただけてとても嬉しかったです。

画家さんの声

1995年以降

絵画展を定期的な開催に

全国各地の事業所の所在地で定期的に開催。
さらに多くの皆様にご覧いただくことができました。

初めて絵画を見ました。素晴らしかったです!またぜひ開催してください。

ご来場者の声

2010年

名称を「絵画展 口と足で表現する世界の芸術家たち」に変更

口と足で描く芸術家協会の名称変更(2006年)を踏まえ、「口や足で創作した作品の絵画展であること」をわかりやすく表現するため、絵画展の名称を変更。本社施設(東京都荒川区)でも初開催し、社員にもより一層活動の浸透を図りました。

<2010年「荒川展」のご案内状>

今回、初めて絵画展に来ました。困難の中でもとても前向きな人生を生きる姿に大変感動しました。

ご来場者の声

長い年月継続し開催されていると聞いています。多くの関係者の想いを感じました。今後ますます多くの皆様に見て頂けるよう活動されることをお祈りしています。

ご来場者の声

今日にいたるまで

多くの皆様に支えられ、2019年度までに28年間で、延べ288回開催し約82万人の皆樣にご来場いただきました。
お近くで開催の際にはぜひご来場ください!

どの作品も丁寧に、心を込めて描かれたことがひしひしと伝わるものでした。
心を洗われるような感動を覚えました。

ご来場者の声

作品から世界を旅することができました。

ご来場者の声

優しい絵、かわいい絵、美しい絵、全ての絵からいっぱい元気を頂きました。

ご来場者の声

この絵画展を通して、地域の皆様の声を伺えることも大きな励みです!

社員の声