トラベル・スケッチ 旭川 オフショット

三菱電機ビルソリューションズの広報誌「Fika!」読者のみなさまへ、本誌未掲載の写真やこぼれ話をご覧いただけます。
今回は、2023年秋号/Vol.7の「トラベル・スケッチ」で特集した「カムイと共にアイヌ文化の伝承と未来」のオフショット集をお届けします。

<撮影 香川康之>

就実の丘から美瑛方面を望む

旭川空港から車で15分ほどの「就実の丘」は、大雪山の主峰、旭岳や十勝岳連峰を見渡せるなだらかな丘陵地帯で、旭川市街地までを一望できる絶景スポット。周辺には農地が広がり、北海道ならではの壮大な丘陵風景が見られることで人気です。あたりはとても静か。耳を澄ませば鳥のさえずりや風の音など自然の音を楽しむことができます。

姿も表情もさまざまな木彫りの熊コレクション

今年7月にリニューアルオープンした川村カ子トアイヌ記念館2階に展示されている、愛好家から寄付された木彫りの熊のコレクション(一部)。旭川の木彫りの熊は、明治時代、旭川に旧陸軍第七師団が置かれたことで遠方からの客が増え、アイヌ民族のものづくりの技術を生かした土産物として彫られ始めたと言われています。(撮影協力/川村カ子トアイヌ記念館Tel.0166-51-2461)

海外に勢力を拡大していた時代のアイヌのリーダー像

アイヌ民族は11世紀ごろからサハリンに進出し、13世紀以降は千島方面へ、15世紀ごろにはカムチャッカ半島にまで勢力を拡大していました。江戸時代の画家、蠣崎波響(かきざきはきょう)が描いた絵を基にイメージ造形されたアイヌのリーダー像(写真)は、中国の服にロシア製とみられるコートを着用し、本州との交易で手に入れた刀を携え、威風堂々とした佇まい。(撮影協力/旭川市博物館Tel.0166-69-2004)

北海道のスキー発祥の地・旭川

1912(明治 45)年、日本のスキーの父と言われるオーストリア=ハンガリー帝国の軍人・レルヒ中佐が旭川の旧陸軍第七師団の所属となりスキー術を指導したことで、旭川は北海道のスキー発祥の地といわれています。北鎮記念館にはスキー発祥にまつわるコーナーが設けられ、レルヒ中佐が持参した図面を参考に作成した「陸軍スキー」と呼ばれる当時のスキー用具などが展示されています。(撮影協力/北鎮記念館 Tel.0166-51-6111(内線2496))

愛嬌のある旭山動物園の人気者・レッサーパンダ

クリッとした目にピンと張った耳、赤茶色の体毛に腹側から足先にかけての毛色は黒く、ふさふさした縞模様の尻尾。1日のほとんどを樹上で過ごすレッサーパンダは、木の上を行ったり来たり、時には止まって来園者を観察したりと、さまざまな姿を観察することができます。(撮影協力/旭川市旭山動物園Tel.0166-36-1104)

旧国鉄函館本線「旧神居古潭駅」

景勝地・神居古潭(カムイコタン)の森の中に突如現れる駅のホームと駅名標や名所案内板。これは1901(明治34)年に日本国有鉄道函館本線の駅として開業し、1969(昭和44)年に函館本線の電化・複線化に伴い廃駅となった「神居古潭駅」の往時の面影を今に伝えるものです。蒸気機関車3両の展示や復元された駅舎も見られます。

「見た目はドリンク、中身はスイーツ」の缶入りケーキ

大きな水玉模様が目を引くプルトップ缶に入っているのはスイーツ。旬の果物やケーキがたっぷりの生クリームとともに詰まっており、見た目のユニークさやフワフワの食感、自動販売機でも買える手軽さなどで人気。「持ち運べ、美しく、いつでも購入可能」で「ケーキの概念を変える」ことが評価されて2022年度グッドデザイン賞を受賞。(撮影協力/Risotteria.GAKU tre Tel.0166-85-6391)

人気の乳製品が生まれる酪農の里・江丹別

旭川市街から車で30分ほどの距離にある「伊勢ファーム」は、ホルスタイン、ジャージー、ブラウンスイスの3種の牛約20頭を、穀物をほとんど使わず牧草中心の飼料で育てています。「江丹別の青いチーズ」などの人気の乳製品はここから生まれています。(撮影協力/伊勢ファームTel.0166-73-2148)

絞りたての新鮮なミルクで作る絶品ソフトクリーム

伊勢ファームのソフトクリームは、乳量が多く安定したおいしさのホルスタイン、脂肪分が豊富でこってりした味わいのジャージー、さっぱり系で飲みやすいブラウンスイスの3種のミルクを絶妙なバランスでブレンド。安定剤や乳化剤は使わずミルクのみで仕上げ、ひと口頬張るとフワッと優しい甘さが広がります。わざわざ食べにくる人が後を絶たない絶品ソフトクリームです。(撮影協力/伊勢ファーム)

製品・ソリューションにご興味がある方

お電話でのお問い合わせはこちら

(故障対応等、緊急のご連絡については、お電話でお願いいたします。)