The Collection
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路地の喧騒
セルジュ・モーデー
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春の花束
セルジュ・モーデー
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陽春
小田 俊雄
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筑後川
小田 俊雄
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パンジーのスカーフ
佐藤 拓也
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歌舞伎役者
飯原 孝
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ラムネとなかよし
飯原 孝
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セントローレンス川の朝
テレサ・ヘレン・マティアス
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竹と雛
エン・ティエン・ヤン
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Tiger
ラース・ヘレラー
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夏の光(京都太鼓橋)
梅宮 俊明
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バルーンフェスティバル
梅宮 俊明
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大縄跳び
西岡 良介
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朝顔
ミ・スーン・ハン
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小径
ナルシス・オケンゲ・オマソンボ
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供物
ナルシス・オケンゲ・オマソンボ
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ひまわり
姫野 時子
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みくちゃんの砂遊び
古小路 浩典
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ふくろう先生
古小路 浩典
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教会
菅野 圭子
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お母さん
井上 忠
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ひまわり畑
石橋 亨弘
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フェスティバル
石橋 亨弘
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ギザのピラミッド
クラウス・シュパニ
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鯉
クラウス・シュパニ
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珊瑚礁ファンタジー
ジョン・スミス
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夕日の中のカモメ
ベンジャミン・ズニダルシッチ
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餌をやる少女
クリス・オパーマン
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バラ
南 栄一
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恐竜ワールド
南 栄一
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青の刻
牧野 文幸
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オランウータン
牧野 文幸
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静かな部屋
浦上 哲也
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フラメンコ
浦田 愛子
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秋の民家
安達 巌
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二本の木
安達 巌
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柿
大石 順教
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虹のコンサート
黒木 洋高
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ノイシュバンシュタイン城
高根沢 俊伍
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馬
イツァーク・アディール
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静物
グエリーノ・コリーナ
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風景
ヴォイコ・ガスペルート
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自由
キリアコス・キリアコウ
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カトレア
南 正文
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山茶花
南 正文
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りすと小鳥
アルバート・エドワード・ベーカー
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雪景色
アレクサンドル・イワノフ
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雪の降る町
水村 喜一郎
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スノーヴィレッジ
森田 真千子
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森
森田 真千子
The Collection
セルジュ・モーデー
()/ 口で描く
1954年生れ(フランス)
生れつきの両手両足マヒ。12歳の時から口で描き始め、個人レッスンを受ける。フランス印象派の伝統を受け継いでいる。夏季には障がい者を対象とした絵画講座を主宰。現在、口と足で描く芸術家協会会長(第4代)
The Collection
小田 俊雄(おだ としお)
()/ 口で描く
1952年~2014年(福岡県)
1歳で脳性小児マヒにかかり、手足の機能と明瞭な言語機能を失う。20歳で初めて絵筆を口にし、画家の指導で基礎を習得。23歳でNHK賞、1999年「国際美術大賞展」入選など多数の公募展で受賞。晩年はボランティアで障がい者に絵を教え、充実した日々を過ごした。2014年没。
The Collection
佐藤 拓也(さとう たくや)
()/ 口で描く
1964年生れ(福岡県)
生後11ヶ月で脳性マヒと診断された。幼少時より好きだった絵画を通信教育や絵画教室で学び、才能を開花させる。色彩感覚に優れた個性的な作品を描く。
The Collection
飯原 孝(いいはら たかし)
()/ 口で描く
1970年生れ(新潟県)
16歳の時、交通事故で首の骨を折り神経を損傷。手足がまったく動かない。1年半の入院後、療養所に転院。地元で開催される「白根大凧合戦」の凧に描かれた絵を描きたいと、口で描き始める。熱心に取り組み、確実な進歩を遂げている。2018年「国際美術大賞展」で受賞。
The Collection
テレサ・ヘレン・マティアス
()/ 口で描く
1962年生れ(カナダ)
サリドマイド児で両腕両足を持たずに生まれる。芸術的才能を見いだした両親の勧めで描画技術を学び、1991年から協会に所属。好きなモチーフは肖像画・動物・海景・風景。
The Collection
エン・ティエン・ヤン
()/ 足で描く
1978年生れ(台湾)
生まれつき両手がない。大変才能に恵まれており、足で静物画を好んで描く。また左足指に筆をとり、端正でかつ味わい深い書も書いている。
The Collection
ラース・ヘレラー
()/ 口で描く
1969年生れ(ドイツ)
21歳の時に自動二輪の事故で四肢マヒとなる。リハビリテーションセンターで口での描画を覚え、のちに芸術制作に打ち込む。油彩の他、一部に墨を使ったりしながら風景や静物を描く。
The Collection
梅宮 俊明(うめみや としあき)
()/ 口で描く
1966年生れ(埼玉県)
東京都生れ。19歳の時に自動車事故に遭い、脊椎を損傷し四肢マヒとなる。自立への道を模索し、絵の先生や仲間との出会いを経て、口で油彩画を描き始める。2006年に初めて障がい画家の作品展に出展し「全国肢体不自由児・者父母の会連合賞」を受賞。2011年に初の個展を開催し、その後もグループ展など多数参加。
The Collection
西岡 良介(にしおか りょうすけ)
()/ 口で描く
1954年生れ(広島県)
高校2年の時、床運動の演技に失敗し、四肢マヒとなる。自立を模索し、描画を独学で習得。 1982年「第11回現代洋画精鋭選抜展」に出展など、多くの展覧会に参加。
The Collection
ミ・スーン・ハン
()/ 口で描く
1955年生れ(韓国)
29歳の時、路上で事故に巻き込まれマヒ状態となり、4年間寝たきりの生活を過ごす。作品の特徴は極東の古典を継承している。口でキーボードを打ち、音楽鑑賞と詩作が趣味。
The Collection
ナルシス・オケンゲ・オマソンボ
()/ 口で描く
1962年生れ(コンゴ民主共和国)
サリドマイドの影響で両腕がマヒしている。キンシャサの美術アカデミーに学び、25歳から口で描く。障がい児童の指導に情熱を注いでいる。人文学教授の国家資格を持つ。
The Collection
姫野 時子(ひめの ときこ)
()/ 口で描く
1954年生れ(福岡県)
頸髄損傷による四肢体幹機能障がいがある。事故以前は描画の経験はなく、入院中のリハビリテーションで口での描画を学ぶ。幻想的で美しい色を好む。
The Collection
古小路 浩典(こしょうじ ひろのり)
()/ 口で描く
1963年生れ(東京都)
宮崎県生れ。中学3年の時、体操の事故で第4・第5頚椎を損傷し、全身マヒとなる。入院中に口に筆をとり、退院後、著名な画家に指導を受け、本格的な創作活動を始めた。毎日が目的あるものに変り、短期間に急成長を遂げた。1992年に初めて個展を開催、その後もグループ展など多数参加。
The Collection
菅野 圭子(すがの けいこ)
()/ 口で描く
1956年生れ(神奈川県)
短大商業デザイン科を卒業。デザイン関係の仕事に没頭したが、41歳で外傷性頚髄損傷により四肢マヒとなる。すぐ口に筆をとりフェルトペンで描き始め、今は水彩画で風景・建物を多く描く
The Collection
井上 忠(いのうえ ただし)
()/ 口で描く
1944年~2005年(岡山県)
高校2年の時、運動会の事故で四肢マヒとなり、2年後から口で描き始めた。主に吉備高原の人々の日常を生き生きと描いた。作品が岡山市中央保健所に陶板レリーフとして飾られている。2005年没。
The Collection
石橋 亨弘(いしばし としひろ)
()/ 口で描く
1959年生れ(大阪府)
生後3ヵ月で高熱により脳性小児マヒとなる。3歳から障がい児施設で訓練を受け、口で何でもすることを覚え、描画の楽しさを知る。通信教育でイラスト・パソコン・油絵などを勉強し、 1992年より本格的に油絵を描き始める。身近な素材を自分なりのイメージを膨らませて描き、はっきりとした色使いが特徴。
The Collection
クラウス・シュパニ
()/ 口で描く
1940年~2014年(スイス)
9歳でポリオにかかり、四肢マヒとなる。美術工芸学校で口での書字描画を学び、才能を急速に開花。グラフィックアートの才能は、多くの展覧会で注目を集め続け、多くの作品がザンクト・ガレン美術館に永久コレクションとして所蔵されている。2014年没。
The Collection
ジョン・スミス
()/ 口で描く
1946年~2007年(オーストラリア)
25歳の時、乗馬事故で四肢マヒとなる。2年後、口で描き始め、個人授業を受ける。マッケイ芸術家協会会員。好む画題は馬と自国の風景で、展覧会出品多数。2007年没。
The Collection
ベンジャミン・ズニダルシッチ
()/ 口で描く
1959年生れ(スロベニア)
電気技師の勉強中に木から落ち、第5・第6脊椎を脱臼、四肢マヒとなる。「対マヒ患者協会」の文化的指導者として描画コースを組織し、1999年より自身も口での描画に取り組むようになる。
The Collection
クリス・オパーマン
()/ 口で描く
1969年生れ(南アフリカ)
19歳の時、激しく倒れて第5頸椎を折る。作業療法中は口での描画に興味を示さなかったが、4年後に四肢マヒ患者の施設で見て挑戦し、描く楽しみに出会う。今では絵が生きがいとなる。
The Collection
南 栄一(みなみ えいいち)
()/ 口で描く
1955年生れ(長野県)
18歳の時、柔道の試合中の事故で頚椎を損傷し、四肢マヒとなる。3年間の入院中にリハビリテーションで始めた口での描画を退院後も続け、水彩画・油絵の技術を習得。1999年「私の平和の絵」というテーマで描いた作品「希望の虹」が、翌年リヒテンシュタイン公国の切手に採用された。2018年「国際美術大賞展」で受賞。
The Collection
牧野 文幸(まきの ふみゆき)
()/ 口で描く
1966年~2017年(岡山県)
富山県生れ。16歳の時、水泳の練習中に頭を強打し、首から下がマヒとなる。高校卒業後、リハビリテーションの先生の勧めで、口で絵を描き始めた。個展やグループ展出展も多数。 1996年には、倉敷市文化振興財団に作品を寄贈した。書道にも情熱を傾け、2004年に教授免許(5段)を取得。絵画制作の傍ら、地元の学校などで講演活動を行った。2017年没。
The Collection
浦上 哲也(うらがみ てつや)
()/ 足で描く
1957年生れ(山梨県)
長崎県生まれ。3歳の時、脳性小児マヒと診断された。11歳で入所した施設で、足での描画を習得。1990年「第3回障害者自立読売絵画展」で審査員特別賞を受賞。
The Collection
浦田 愛子(うらた あいこ)
()/ 足で描く
1945年生れ(神奈川県)
先天性脳性小児マヒのため両腕、体幹機能がマヒしている。養護学校卒業後、洋画研究所で絵画を学ぶ。三部作『つう』は1981年神奈川県二科展で特別賞受賞。
The Collection
安達 巌(あだち いわお)
()/ 口で描く
1939年~2006年(大阪府)
小学校4年の時、感電事故で両腕を失う。12歳で初めて口に筆をとり、日本画、水彩、23歳から油絵と長い画歴を持つ。1962年からは国内外の公募展に多数入選、受賞。 1996年の「インターナショナルハンディキャップアーチスト展」では世界第1位。その後も意欲的な創作活動を続けた。2006年没。
The Collection
大石 順教(おおいし じゅんきょう)
()/ 口で描く
1888年~1968年(京都府)
17歳で養父に両腕を切り落とされるも、カナリアがくちばしで雛を育てる姿に教えられ口筆を覚えた。独学で字と絵を習得し、67歳で口筆写経が日展に入選。43歳から障がい子女の教育擁護を志し、障がい者の社会復帰に半生を捧げた。1968年没。
The Collection
黒木 洋高(くろき ひろたか)
()/ 口で描く
1965年生れ(宮崎県)
21歳の時、自動車事故で第5・第6頚椎を損傷し、四肢マヒとなる。25歳から独学で絵を描き始めた。1991年、1992年の「障害者自立読売絵画展」で読売光と愛の事業団賞を受賞。
The Collection
高根沢 俊伍(たかみざわ しゅんご)
()/ 口で描く
1935年~2004年(神奈川県)
栃木県生れ。23歳の時、大型クレーンの事故に巻き込まれ頚椎を損傷し、両肩から下が全てマヒとなった。リハビリテーションを通じて始めた絵を生きる目的に高め、自信を回復した。 1999年、相模原市に作品と絵の売上金を社会福祉のために寄付し、市長より感謝状を受けた。2004年没。
The Collection
イツァーク・アディール
()/ 口で描く
1947年生れ(イスラエル)
24歳の時、事故で四肢マヒとなる。複数の美術アカデミーで学び、口で新しい人生を切り開く。長い間、各地の美術学校で教鞭を執り続けている。
The Collection
グエリーノ・コリーナ
()/ 口で描く
1918年~1976年(イタリア)
病気のため両腕が使えない。日常生活、描画など全てを口で行う。特に絵画の道では教授職に就くまでに至る。趣味は小説やエッセイの執筆。1976年没。
The Collection
ヴォイコ・ガスペルート
()/ 口で描く
1949年生れ(スロベニア)
17歳の時、ダイビング中の事故で脊椎を損傷し、四肢マヒとなる。22歳で絵の初級コースに参加、後に美術学校で学ぶ。個展を開催し、参加展での受賞も多数。1993年にキョペール地域(スロベニア)の奨励賞を受賞。
The Collection
キリアコス・キリアコウ
()/ 口で描く
1956年生れ(キプロス)
15歳の時、飛び込み事故のため四肢マヒ。リハビリテーションの過程で口で描き始め、美術学校に通い、個人授業も受けた。キプロスとイギリスを行き来し、2つの生活圏を反映したエーゲ海やイギリスの田舎を描く。
The Collection
南 正文(みなみ まさのり)
()/ 口で描く
1951年~2012年(大阪府)
8歳の時、機械に巻き込まれ両腕を失う。14歳で故大石順教尼に師事し、口で描画を始める。1993年頃からは、タイの里親制度やネパールの小学校建設を支援し、1999年にソロプチミスト日本財団から社会貢献賞を受賞。2012年没。
The Collection
アルバート・エドワード・ベーカー
()/ 口で描く
1922年~1994年(イギリス)
生れつき四肢にマヒがある。障がい児学校に通い、強い意志で日常生活に口を使うことを学ぶ。後に、2人の画家から個人レッスンで絵を学んだ。好きなモチーフは風景画と動物画。1994年没。
The Collection
アレクサンドル・イワノフ
()/ 口で描く
1956年生れ(ベラルーシ)
美術系の大学で学び、画家兼装飾画家となった。24歳の時、武道の練習中に脊椎に大怪我を負い、完全マヒとなるが、強い意志と並はずれた努力で、芸術の世界に戻り、多くの個展やグループ展を開催。
The Collection
水村 喜一郎(みずむら きいちろう)
()/ 口で描く
1946年生れ(千葉県)
10歳の時、感電事故で両腕を肩から失う。一日も休まずに描き続ける努力で、マツダ賞など美術界で重みのある賞を多数受賞。1981年には主体美術会員に推挙された。