株式会社 ロック・アール 株式会社 ロック・アール
利用ソリューション | :エレベーターメンテナンス |
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対象設備 | :三菱電機製 |
目的/課題 | 新設のテナントビル「花小金井R-courtⅡ」のエレベーターメンテナンス |
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解決策 | 三菱エレベーターリモートメンテナンス契約 「ELE FIRST-i plus」をご提案 |
効果 | 利便性、災害時や防犯上の対策などにより他のテナントビルとの差別化を実現 |
お客様インタビュー
弊社にご相談いただいた背景について教えて下さい
約30年間勤めたコンピュータ関連会社を退職し、テナントビル経営に関わるようになりました。日本では経年とともに資産価値が下がる建物が多いですが、ヨーロッパは逆です。耐久性を重視し、しっかりとしたメンテナンスで資産価値を上げていく建物が多い。世界的にもSDGsが重視される時代ですし、こうした姿勢はテナント様にとってもメリットになるはずだと、耐久性にこだわった「花小金井R-court」を建設しました。この4階を自宅とし、1階と結ぶホームエレベーターを設置した際に保守点検をお願いしたのが御社です。「こちらなら信頼できる」と分かっていましたから、新たに「花小金井R-courtⅡ」の建設を決めた時もご相談させていただきました。
弊社サービスの導入を決められた理由について教えて下さい
テナントビルに最適な新機能が多々ありましたので、迷わず導入を決めました。たとえば、故障の際は遠隔で復旧してもらえるということで、テナント様にご迷惑をかける時間が短く済むと思いました。エレベーターの設定はWeb上で変更でき、私が現地にいなくても、暑い日にかご内ファンをオンにしたり、豪雨で浸水が心配な時にかご室を最上階に休止させたりできます。近年の日本の気候を考えると、重要な機能だと思います。防犯対策として注目したのが、エレベーターのかご内カメラです。1コマ/1秒の静止画でメモリーカードに約3日間記録されます。さらにスマートフォンの専用アプリを使えば、ボタンを押さなくても呼び出しや行先階での停止ができるほか、乗場の階数表示を消すこともできて、万一の時のテナント様の安心感につながると考えました。
竣工後の状況について教えて下さい
ビルの資産価値向上を図る上で、定期的なメンテナンスは欠かせません。故障を未然に防ぐと同時に、何か不具合が発生した場合も、軽度の段階で対処が可能になります。さらに、高度な機能があることは入居者様のメリットでもありますから、テナント募集の際の好材料になっています。たとえば、テナントで入居をご検討中の方をご案内する際、実際にスマートフォンをお見せしながら、スマートフォンサービスの機能をご紹介すると、皆さん、利用したいとおっしゃいます。緊急時は迅速に復旧し、災害に強く、24時間365日見守られていて、プライバシー対応もある。「ELE FIRST-i plus」は、入居希望者にPRできる要素がたくさんあるサービスだと感じています。
その他・補足事項
「ELE FIRST-i plus」では、エレベーターの稼働状況を24時間365日監視して遠隔点検・遠隔診断をするだけでなく、専門技術者が定期的に訪問して点検・保全作業を行います。地震の時は、最も近い階に安全に移動してから扉が開く機能を標準装備。万一閉じ込められた場合も、エレベーター内のディスプレイで情報センターのスタッフとやりとりができるなど、様々なシーンで利用者の安全・安心を確保します。
インタビュー当時の所属
立川支店 営業課
担当者:黒澤 幸雄
立川支店では東京都の三多摩地区ならびに山梨全域をカバーしています。東京23区内に比べて小規模なマンションや行政関連の建物が多いのがマーケットの特徴です。新棟の「花小金井R-courtⅡ」は、2019年の12月竣工でしたが、保守契約に関しては、その約1カ月前に「ELE FIRST-i plus」をご提案したところ、新機能についてご納得の上、即決いただきました。
このエリアは長いお付き合いをさせていただいているお客様も多く、定期的な巡回を欠かさないようにしています。その上で、お客様のご要望をお聞きして、一人一人のお客様の実情に合わせた、きめ細かなサービスや迅速な対応を行うように心がけています。ビルの資産価値向上に寄与することで、お客様の事業が順調に発展していくお手伝いをして参りたいと思います。