埼玉医科大学総合医療センター

埼玉医科大学総合医療センター 埼玉医科大学総合医療センター

利用ソリューション:エレベーターリニューアル
契約内容:エレモーション・プラス
対象設備:三菱電機製
目的/課題 施設の拡大に伴い、エレベーターを増やし計34台が稼働。竣工時から設置されている19台は経年劣化もありリニューアルが必要な時期を迎えていた
解決策 19台中12台に必要最低限の機器だけ取り替える「エレモーション・プラス」を採用し、エレベーターの停止日を最小限に抑えた低コストなリニューアルを実施。配膳専用、救命救急のエレベーターは特別仕様で対応
効果 高性能化、高機能化や配膳、救命救急、車椅子利用者に配慮したリニューアルにより、エレベーターの安心・安全への信頼と快適性が向上

お客様インタビュー

弊社にご相談いただいた背景について教えてください

埼玉医科大学総合医療センターの特色は、あらゆる疾患に対応する「スーパージェネラルホスピタル」である点です。「埼玉県の医療を引っ張っていく」という気概を持って日々の医療に取り組み、医療内容の高度化に伴い、建物の増築、増床を進めてきました。現在、リフトを含め稼働している34台のエレベーターはすべて三菱電機製です。そのうち19台は経年劣化に対応した改修が必要でした。工事の時期を検討していた時に、東日本大震災が起き、耐震性という観点からも、早々にリニューアルすべきと判断しました。

弊社を選んでいただきました理由について教えてください

入院患者も多い総合病院という特性から、エレベーターは24時間365日利用されています。このためエレベーターの停止日を最小限に抑える必要がありました。三菱電機ビルソリューションズから必要最低限の機器だけを取り換える「エレモーション・プラス」の提案を受け、19台のうち12台にこれを採用することになりました。5年の工期を計画し、改修工事は年に3~4台のペースで進め、工事期間中に停止しているエレベーターは原則1台とし、どうしても2台以上停止せざるを得ない時は工事を夜間に限定しました。エレベーターがフル稼働していないと患者さんにご迷惑をかける時間帯は工事を行わないなど、病院が希望する時間に合わせ工事を進めてもらいました。

リニューアル後の状況について教えてください

万が一の地震時に対応して、戸開走行対策、停電対策が標準装備され「安心・安全」への信頼が高まり、新しいかご操作盤の採用などで「快適性」も向上しました。配膳専用のエレベーターは、配膳車2台を同時に収められる特別仕様にリニューアルしました。難しい注文のようでしたが、無理を聞いていただき作業効率が格段に向上しました。また、救命救急のエレベーターは、医療機器を付けた状態のままベッドを入れるには狭い状態でしたが特別仕様で広くしてもらいました。当院の事情に合わせ、きめ細かく対応いただき感謝しています。

施工ギャラリー

その他・補足事項

病院にもセキュリティの強化が求められる時代です。そのため、これまでの入退室管理システムに加え、カードリーダーの導入も順次進めており、総合周産期母子医療センターや高度救命救急センター、管理棟など新設の施設にはすでに設置しています。将来的には各施設を統合したシステムの導入によって、さらなるセキュリティ強化も検討しています。
<本記事は広報誌「1194」秋号(通巻158号)2017年10月1日発行にて掲載>

インタビュー当時の所属 
関越支社 埼玉西支店 営業課 主任

担当者:恩田 学

保守契約をいただいていた埼玉医科大学総合医療センター様がエレベーターのリニューアルを検討されていたので、具体的な改修計画をご提案しました。工事期間が5年にわたるため、利用される方にいかにご迷惑をおかけしないようにするか腐心しました。週に1度のペースでお客様のもとに通っているうちに、「三菱といえば恩田さん」とまで言っていただけるようになりました。
以来、「じかにお客様と顔を合わせてお話をする」というのが、私の営業としての信条となりました。今後もすべてのお客様と信頼関係が深まる営業活動を行っていきたいと思います。

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