株式会社ザ・シンフォニーホール / ジケイ・スペース株式会社

株式会社ザ・シンフォニーホール / ジケイ・スペース株式会社 コンサートホールの設備を一括管理

利用ソリューション:ビル管理システム
対象設備:三菱電機製
目的/課題 開館から35年が経過し、中央監視システムの経年劣化によるトラブルが発生。システムダウンにより空調に不具合が及ぶ可能性があり、温度・湿度によって音色が変わるクラッシックコンサートホールにとって深刻な問題だった
解決策 中央監視システムの更新に合わせて、オープン化システム対応であらゆる設備を一括管理できる「Facima BA-system」を導入。中央監視用モニタとして、55インチ×4面の液晶大画面マルチシステムを採用
効果 設備運行状況や館内監視が「見える化」され、対策を講じやすくなった。他社製品の空調システムを含めすべて一括管理できるようになり、高精細映像の55型フルハイビジョンパネルにより作業性が向上した

お客様インタビュー

弊社にご相談いただいた背景について教えて下さい

開館から35年経過し、保全計画に沿って、そのつど設備機器の更新を行ってきましたが、ここ数年は中央監視システムの経年劣化によるトラブルが発生していました。万が一このシステムがダウンすると、空調が回せなくなります。温度・湿度の変化によって音色が変わるクラシックコンサートホールにとって、これは致命傷です。そこで、既設のメーカーと、ザ・シンフォニーホールの運営管理を担当するジケイ・スペース株式会社DUCEが別施設でお付き合いのあった三菱電機ビルソリューションズに、それぞれ更新の相談を行いました。

弊社のサービスをご採用いただいた理由について教えて下さい

クラシックの楽団や演奏者ごとにホール内の温度・湿度のリクエストが異なり、ホール側はそれに確実に応えることが求められます。わずかな誤差も許されない温度・湿度管理を行うのは、たやすいことではありません。ご提案いただいた「Facima BA-system」が、メーカーを問わずあらゆる設備機器にオープン化対応できることや、厳しい温度・湿度管理が求められる美術館での三菱電機ビルソリューションズの空調制御の実績を評価しました。さらに、「Facima BA-system」は、設備の運行状況や館内監視などを「見える化」して一括管理できる点などが採用の決め手となりました。

ご契約後の状況について教えて下さい

設備運行状況が「見える化」されて、対策を講じやすくなりました。空調については、今回新たにマルチエアコンをシステムに組み込みましたが、他社製品の空調を含め、すべて一括管理できるメリットは大きいです。中央監視用モニタには55インチ×4面の液晶大画面マルチシステムを採用しました。高精細映像の55型フルハイビジョンパネルは、従来のモニタに比べ、格段に画面が明るく鮮明になったほか、系統図を広く表示する監視業務から情報表示用途まで、大画面表示ならではの力を発揮しています。以前は見たい画面をその都度切り替えなくてはなりませんでしたが、この大画面では一目瞭然に全体を把握でき、作業性は格段に向上しました。監視画面からお客様の動きもよくわかりますし、防犯の面でも安心です。

施工ギャラリー

その他・補足事項

施設管理面で何より大切なことは、お客様の「安全・安心」です。ザ・シンフォニーホール様は、万が一災害が発生した際にはお客様の安全確保を最優先する体制を整えており、既存のクラシックコンサートホールでは前例がないことですが、開演中でも緊急地震速報が流れるシステムになっています。時代のニーズに柔軟に対応する姿勢を持ちながら、30年後、50年後もこのホールが継承されていくことを重視されています。
<本記事は広報誌「1194」(通巻157号)2017年7月1日発行に掲載>

インタビュー当時の所属 
関西支社 ファシリティ部ファシリティ営業課 主任

担当者:松本 永治

今回の「Facima BA-system」の導入は他社メーカーからの切り替えに加え、極めて高精度の温度・湿度管理が求められるシステム更新でした。そのため、社内では当初「お客様の要望に完璧に応えられるかどうか」という声もありました。しかし保守を担当する関西支社北支店の力強いサポートがあり、私自身もぜひ当社に任せていただきたいと熱い思いでお客様の元へ1年近く通いつめました。支店・支社で協力しあって無事に工事が終わった時は達成感もあり、改めてこの仕事に携わらせていただいてよかったと思いました。今後もお客様目線で考え、貢献できるよう努めてまいります。

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