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掲載のデータは発表当時のものです。価格・仕様について変更する場合もございます。

2013年05月09日

教育センターに「危険体験実習室」を設置

 “ビルを、まるごと、心地よくする” ― 三菱電機ビルテクノサービス株式会社(社長:石川正美)では、社員の労働安全意識の向上を目的に、疑似体験しながら事故・災害防止のポイントを学ぶことができる「危険体験実習室」を当社教育センター(東京都小平市)に設置します。
 この「危険体験実習室」では、新入社員をはじめ、教育センターで研修する全ての技術職から営業・事務職の社員を対象として、教育センターで研修を行う毎に、何度も繰り返し実習する予定です。
 また、安全意識をさらに高めるために、労働災害の発生状況を疑似体験する「危険体験型DVD」も制作し、5月から全国約280ヵ所の事業所に配布します。

 当社では、作業現場での労働災害防止を最重要事項とし、全社を挙げて安全衛生管理に努めています。その施策として設置、制作した「危険体験実習室」「危険体験型DVD」により、作業現場での危険や労働災害の恐ろしさ、安全確保の大切さなどについて「疑似危険体験」を通して、社員一人ひとりの安全意識、危険感受性および安全ルール遵守の意識向上を図ります。


危険体験実習室の「高所墜落体験」の模様




◆危険体験実習室について
  (1)危険体験実習の目的
   ・危険に対する感度を高める
   ・作業手順やルールの重要性を理解する
   ・自分で危険を感じ正しく行動する
  (2)体験実習内容
   作業現場で発生が想定される労働災害・事故について、専用の機器を用いて疑似体験しながら
   事故・災害防止のポイントを学ぶことができます。
    【実習項目】
    1)安全ロープひっぱり体験
      エレベーターのかご上作業で、安全ベルトをした状態で、
      安全ベルトのロープがからまり引っ張られる災害事故を疑似体験します。
    2)エレベーター巻き上げ機はさまれ危険体験
      エレベーター巻き上げ機による「手指のはさまれ」災害事故を、
      模擬手指を用いて疑似体験します。
    3)脚立危険作業体験
      段差のある床上に脚立を設置し、不安定な脚立上での作業の危険性を
      疑似体験します。
    4)感電体験
      濡れた手と乾いた手の両方で、不安全行動による疑似感電体験します。
    5)高所墜落体験
      人と同じ重さの人形を使用して、高所墜落の衝撃の大きさや怖さを視覚体験し、
      安全ロープを正しく使うことなど高所作業におけるルールを確認します。
    6)工具飛来体験
      工具や部品飛来による衝撃の大きさについて視覚体験し、
      ヘルメットの効用と使用基準を理解し、正しい使用法を確認します。
    7)重量物落下体験
      安全靴に重量物(突起ある物、突起ない物)を落下させ、衝撃の大きさを視覚体験し、
      安全靴の保護性能と特性を理解し、過信せず正しく使用する方法を確認します。
    8)カッター切創体験
      事務作業や現場作業でよく使用するカッターナイフについて、
      モノにかかる力が外れた先に模擬の手を設置し、反動や傷の深さを疑似体験します。

◆危険体験型DVDについて
  (1)危険体験型DVD制作の目的
   ・労働災害の状況を映像を通じて疑似体験する。
  (2)活用方法
   ・職場でのゼロ災ミーティングなどで視聴し、災害の要因分析や対策の検討に活用する。

◆2013年度の研修対象者数
  (1)2013年度新入社員の集合研修
     … 約300名
  (2)教育センターで研修を行う技術職、営業・事務職全員
     … 延べ約3,000名

以上

報道関係からのお問い合わせ先

広報室 担当:宮本 TEL:03-5810-5280

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