ニュースリリース・お知らせ
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2009年04月15日
東京・小平市(5月)を皮切りに
「世界障害者絵画展 2009」スタート
-Webサイト「MELTEC GALLERY 2009」も公開-
「ビルを、まるごと、心地よくする」—三菱電機ビルテクノサービス株式会社(本社:東京、社長:佐藤秀一)では、世界各国の手の自由を失った画家がハンディを乗り越え、口や足で描いた絵画を展示する「世界障害者絵画展2009」を、東京・小平市(5月15日から5月17日開催)を皮切りに全国10数都市にて順次開催します。
当社では、障害者の方に対する理解を深め、少しでも自立へのお手伝いができればとの願いを込めて1992年から「世界障害者絵画展」を開催しており、今年度で18年目を迎えました。
1994年からは社員及び家族のボランティアによる運営で、毎年全国10数都市で開催。これまでに延べ約180都市で約50万人の方が来場し、感動と多くの賞賛の声をいただいています。
今年度も、東京・小平市(5月15日〜17日開催)を皮切りに、福島市、大分市など全国10数都市での開催を予定しています。
また、当社Webサイト内の「MELTEC GALLERY(メルテックギャラリー)」を4月20日にリニューアルし、「世界障害者絵画展2009」で展示する作品全50点とそれらを描いた画家41人のプロフィールをご紹介します。この「MELTEC GALLERY」は、「世界障害者絵画展」へのご来場が困難な方やお近くで絵画展が開催されない方などにも、障害者画家の素晴らしい作品をご覧いただきたく公開しているものです。
※「MELTEC GALLERY」http://www.meltec.co.jp/gallery/
なお、「世界障害者絵画展2009」の開催スケジュールにつきましては、順次「MELTEC GALLERY」内でご案内していきます。
<「世界障害者絵画展2009」について>
展示作品は、すべて「口と足で描く芸術家協会」の会員の画家が、ハンディを乗り越え、口や足に絵筆をとり丹精をこめて描いた生命力溢れるクオリティの高い絵画となっています。会場では画家達のプロフィールを、それぞれ展示作品の横に掲示し、それぞれの画家の歩みとともに作品をご覧いただけます。
作品数 |
50点(内訳:日本人画家の作品27点、海外の画家の作品23点) |
画家の国籍 |
オーストリア、イギリス、イタリア、スペイン、ドイツ、ポーランド など19の国と地域(日本を含む)、41人の作品 |
メディア |
油彩、水彩、日本画、アクリル、シルクプリント など |
その他 |
「世界障害者絵画展」は、年度ごとに展示作品を入れ替えています。 |
(参考) 「口と足で描く芸術家協会」サイト http://www.mfpa.co.jp
<「MELTEC GALLERY」について>
URL |
http://www.meltec.co.jp/gallery/ |
紹介作品数 |
50作品 |
画家プロフィール |
41名 |
リニューアル期日 |
2009年4月20日 |
≪参考≫ 世界障害者絵画展の歩み
1991年「世界身体障害芸術家協会」(現「口と足で描く芸術家協会」)に所属する手の自由を失った世界の画家が、口や足に絵筆をとって懸命に描いた絵画を購入し、弊社「教育センター」(東京都小平市)の新しい宿泊施設に掲額しました。その絵画を鑑賞した社員は皆、描かれた一点一線から画家のひたむきな生命の息吹を感じ、大きな感動を受け、近隣の方にも鑑賞していただこうと、1992年同施設内で手作りの絵画展を開催したところ、大きな反響がありました。
これをきっかけに、ハンディキャップを乗り越えて描かれた作品を、一人でも多くの方々にご覧いただき、障害者に対する理解が深まり、少しでも自立へのお手伝いができればとの願いを込めて、1994年から毎年全国各地の事業所所在地で絵画展を開催しています。
会場運営は、毎年400人前後の社員とその家族のボランティアの協力で実施。会場ではチャリティグッズを販売し、その収益を開催地の障害者施設などへ寄付しています。
世界障害者絵画展の様子
「2009世界障害者絵画展」展示作品の一例
「私の故郷」 (油彩)
スタニスラウ・クメイチェク
1971年/ポーランド/足・口で描く
生れつき両手が無く、また脊柱の歪みに苦しみながらも、
長年の学校教育をがんばり通した。
5歳のときから足で描き始め、
現在では独学で口でも描く。
「MELTEC GALLERY」のページイメージ
以上