ニュースリリース・お知らせ
掲載のデータは発表当時のものです。価格・仕様について変更する場合もございます。
2008年04月28日
「世界障害者絵画展 2008」スタート - 5月東京・小平市(5月)を皮切りに
Webサイト「MELTEC GALLERY 2008」も公開
「ビルを、まるごと、心地よくする」―三菱電機ビルテクノサービス株式会社(本社:東京、社長:佐藤秀一)では、世界各国の手の自由を失った画家がハンディを乗り越え、口や足で描いた絵画を展示する「世界障害者絵画展2008」を、東京・小平市(5月16日から5月18日開催)を皮切りに全国10数都市にて順次開催します。
当社では、障害者の方に対する理解を深め、少しでも自立へのお手伝いができればとの願いを込めて1992年から「世界障害者絵画展」絵画展を開催しており、今年度で17年目を迎えました。
1994年からは社員及び家族のボランティアによる運営で、毎年全国10数都市で開催。これまでに延べ約170都市で約46万人の方が来場し、感動と多くの賞賛の声をいただいています。
今年度も、東京・小平市(5月16日~18日開催)を皮切りに、函館市、新潟市など全国10数都市での開催を予定しています。
また、当社Webサイト内の「MELTEC GALLERY(メルテックギャラリー)」を5月1日にリニューアルし、「世界障害者絵画展2008」で展示する作品全50点とそれらを描いた画家43人のプロフィールをご紹介します。この「MELTEC
GALLERY」は、「世界障害者絵画展」へのご来場が困難な方やお近くで絵画展が開催されない方などにも、障害者画家の素晴らしい作品をご覧いただきたく公開しているものです。
※「MELTEC
GALLERY」http://www.meltec.co.jp/gallery/
なお、「世界障害者絵画展2008」の開催スケジュールにつきましては、順次「MELTEC GALLERY」内でご案内していきます。
◇「世界障害者絵画展2008」について
展示作品は、すべて「口と足で描く芸術家協会」の会員の画家が、ハンディを乗り越え、口や足に絵筆をとり丹精をこめて描いた生命力溢れるクオリティの高い絵画となっています。会場では画家達のプロフィールを、それぞれ展示作品の横に掲示し、それぞれの画家の歩みとともに作品をご覧いただけます。
1.作品数 |
50点 |
2.画家の国籍 |
アルゼンチン、イギリス、イタリア、キプロス共和国、スペイン、スロベニアなど17ヵ国(日本を含む)、43人の作品 |
3.メディア |
油彩、水彩、日本画、アクリル、グアッシュ、セリグラフィ、シルクスクリーン、テンペラなど |
4.その他 |
「世界障害者絵画展」は、年度ごとに展示作品を入れ替えています。 |
(参考) 「口と足で描く芸術家協会」サイト http://www.mfpa.co.jp
◇「MELTEC GALLERY 2008」について
・URL http://www.meltec.co.jp/gallery/
・紹介作品数 50作品
・画家プロフィール 43名
・リニューアル期日 2008年5月1日
「MELTEC GALLERY 2008」のページイメージ
「2008世界障害者絵画展」の展示作品の1つ
「運河」 (油彩)
牧野 文幸(まきの ふみゆき)
1966年/岡山県/口で描く
1982年8月、16歳のとき水泳部の練習中、飛込みに失敗し頭部を強打。第4頚椎を脱臼し首から下がマヒ。1年3ヵ月の入院・リハビリの後、1983年11月に倉敷天城高校に復学。1985年3月、同校を卒業。その後、リハビリの療法士の勧めで口による描画を始める。1988年に世界身体障害芸術家協会(現 口と足で描く芸術家協会)に所属。絵画製作の傍ら、同協会の巡回展会場にて実演、また、小・中学校などでの講演活動を行っている。2001年4月、日本習字教育財団・成人部(漢字部)に入会。
≪参考≫ 世界障害者絵画展の歩み
1991年「世界身体障害芸術家協会」(現「口と足で描く芸術家協会」)に所属する手の自由を失った世界の画家が、口や足に絵筆をとって懸命に描いた絵画を購入し、弊社「教育センター」(東京都小平市)の新しい宿泊施設に掲額しました。その絵画を鑑賞した社員は皆、描かれた一点一線から画家のひたむきな生命の息吹を感じ、大きな感動を受け、近隣の方にも鑑賞していただこうと、1992年同施設内で手作りの絵画展を開催したところ、大きな反響がありました。
これをきっかけに、ハンディキャップを乗り越えて描かれた作品を、一人でも多くの方々にご覧いただき、障害者に対する理解が深まり、少しでも自立へのお手伝いができればとの願いを込めて、1994年から毎年全国各地の事業所所在地で絵画展を開催しています。
会場運営は、毎年500人前後の社員とその家族のボランティアの協力で実施。会場ではチャリティグッズを販売し、その収益を開催地の障害者施設などへ寄付しています。
以上
お問い合わせ先
三菱電機ビルテクノサービス株式会社 広報室
担当 : 長谷河、宮本
TEL : 03-3201-8060
PDFでご覧になるにはAdobe Acrobat Readerが必要です。無料でダウンロードできます。