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2007年03月27日

三菱電機ビルテクノサービス株式会社

障害者画家が口や足に絵筆をとり丹精を込めて描いた絵画を紹介 - 「MELTEC GALLERY 2007」が当社Webサイトにオープン

 「ビルを、まるごと、心地よくする」―三菱電機ビルテクノサービス株式会社(本社:東京、社長:岡部季生)では、世界各国の障害者画家が口や足に絵筆をとり丹精を込めて描いた絵画を当社Webサイトにて紹介している「MELTEC GALLERY(メルテックギャラリー)」を、4月1日からリニューアルオープンします。

 当社では、手の自由を失った画家が口や足に絵筆をとり丹精を込めて描いた絵画を展示する「世界障害者絵画展」を毎年、全国各地で開催しています。

 「MELTEC GALLERY」は、「世界障害者絵画展」へのご来場が困難な方やお近くで絵画展が開催されない方などにも、障害者画家の素晴らしい作品をご覧いただきたく、Webサイトにて公開しているものです。 

 これまでは、一部の作品のみをご紹介しておりましたが、今回のリニューアルオープンに伴い、2007年度に開催する「世界障害者絵画展」で展示する作品全50点とその画家41人のプロフィールをご紹介します。また、今後開催する「世界障害者絵画展」のスケジュールについても、順次更新しご紹介していきます。 

 なお、「世界障害者絵画展」は年度ごとに展示作品を入れ替えており、「MELTEC GALLERY」も今後それに併せてリニューアルしていく予定です。

 

<「MELTEC GALLERY 2007」の概要>

・URL   http://www.meltec.co.jp/gallery/

・紹介作品数    50作品

・オープン  2007年4月1日

・内容 
 (1)2007年度「世界障害者絵画展」展示作品
 (2)紹介する作品を描いた障害者画家のプロフィール
 (3)2007年度「世界障害者絵画展」のスケジュール(順次更新)

 

<世界障害者絵画展について>

 1991年「世界身体障害芸術家協会」(現「口と足で描く芸術家協会」)に所属する手の自由を失った世界の画家が、口や足に絵筆をとって懸命に描いた絵画を購入し、弊社「教育センター」(東京都小平市)の新しい宿泊施設に掲額しました。その絵画を鑑賞した社員は皆、描かれた一点一線から画家のひたむきな生命の息吹を感じ、大きな感動を受け、近隣の方にも鑑賞していただこうと、1992年同施設内で手作りの絵画展を開催したところ、大きな反響がありました。

 これをきっかけに、ハンディキャップを乗り越えて描かれた作品を、一人でも多くの方々にご覧いただき、障害者に対する理解が深まり、少しでも自立へのお手伝いができればとの願いを込めて、1994年から毎年全国各地の事業所所在地で絵画展を開催しています。

 会場運営は、毎年500人前後の社員とその家族のボランティアの協力で実施。会場ではチャリティグッズを販売し、その収益を開催地の障害者施設などへ寄付しています。

 2007年度で開催16年目を迎えますが、これまでに延べ161都市で開催し、約42万人の方々にご来場いただいています。

 

「MELTEC GALLERY 2007」のページイメージ

「MELTEC GALLERY 2007」の展示作品の一例
朝顔 (日本画)
南 正文(みなみ まさのり)
1951年/大阪府/口で描く

南 正文(みなみ まさのり)
8歳の時、機械に巻き込まれ両腕を失う。14歳で故大石順教尼に師事し、口で描画を始めた。絵画創作や個展を中心に活動するかたわら、若い障害者への指導にもあたる。
1993年頃からは、タイの里親制度やネパールの小学校建設への支援なども行う。1999年にソロプチミスト日本財団から社会貢献賞を受賞。

以上

報道関係からのお問い合わせ先

三菱電機ビルテクノサービス株式会社
広報室 宮本・長谷河
Tel : 03-3201-8060

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