エレベーターの乗場やかご室内の操作盤に“車いすマーク”がついているエレベーターを利用されたことがあると思います。それは「福祉仕様(車いす用)*」が搭載されたエレベーターです。
普通のエレベーターとどこが違うか分かりますか?
1)どれが車いす用エレベーター?
まずは乗場。車いす仕様のエレベーターの近くには車いすのマークがついた専用乗場ボタンが設置されています。
車いす専用ボタンは通常の押しボタンよりも低い位置に設置されており、車いすの方にとって押しやすい配慮がされています。
2)車いす利用者が利用しやすい配慮がされています。
そしてエレベーター内には、出入り口脇にある通常の操作盤の他に、両側に車いす用操作盤と手すりが。さらに正面には鏡が設置されて、後方確認が出来たり、車いす利用の方に配慮がされた設計となっています。
3)焦らず乗れるやさしい機能
車いすの方が利用しやすいような機能を充実させているだけではありません。
出入口に段差ができないよう自動修正する機能がついていたり、車いすマークの付いた専用ボタンが押されたときは、エレベーターは次のような動きをします。
- ドアの“開いている時間”が長くなる(通常4秒→10秒に)
- ドアが閉まるスピードもゆっくりになる
この車いす用エレベーターにご乗車になる際は余裕をもってご利用ください。みなさまが快適にエレベーターをご利用いただける各種機能が装備されています。
*三菱電機製の福祉仕様(車いす用)は、日本エレベーター協会標準(JEAS)による車いす兼用エレベーター仕様を満足するほか「戸閉速度制御」、「自動着床修正制御」を装備しています。
*バリアフリー新法(建築物移動等円滑化基準)に適合するかごサイズのエレベーターもございます。
*三菱電機製の場合。エレベーターによって機能の装備状況は異なりますのでご了承ください。
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