• 更新日:2023.08.28
  • 作成日:2022.07.21

エレベーターのしくみ ボタンを押し間違えてしまったら

エレベーターに乗った時、行先階のボタンを押し間違えてしまったことはありませんか?そんな時は「キャンセル操作」(かご呼び取消機能)を試してみましょう。間違った階を取消せる場合があります。

1)キャンセルできるか試してみよう

押し間違えてしまったら、あわてずにそのボタンを再度“2回”押してみましょう。取消機能が装備されていればキャンセルされます。三菱電機製の最新機種では、かご呼び取消仕様が基本仕様として採用されていますので、間違えた場合は一度試してみてください。
この取消機能、メーカーによって装備状況が異なりますが、ほぼ似た操作になっているようです。(例:2回押した後もう1度押す等)

キャンセルできるか試してみよう

2)取り消せなかったら…

取り消せなかったら…

さて、取消できなかった場合はどうなるんでしょう?向う先の途中階であれば、間違った階にも通常どおり停止してしまいますが、すでに通過した階が押された場合は、最終階に到着した時点で一旦リセットして方向転換させない機能(かご呼び一括キャンセル機能)や、全員降車して無人になると自動で取消す機能(いたずら呼び自動キャンセル機能)が働き、ムダな動きを防ぐよう設計されています。

3)いろいろな操作方法

高層ビルなどエレベーターが多く設置されている建物向けには、乗場で行先階を事前に登録してエレベーターを呼ぶことができる「エレナビ」が導入されていることがあります。「エレナビ」ではセキュリティカードやスマートフォンと連動してかごの中のボタンを押さず、タッチレスでエレベーター乗車ができます。
また、高層ビルに限らず、新型のエレベーターでは、タッチレスで操作できるボタンやスマートフォンと連動して操作できる機能が実装されています。

いろいろな操作方法

世の中の最新技術の進歩にともなって、エレベーターも少しずつ進化しています。将来、より便利になってみなさまの生活を快適にしてくれているはずです。あなたは、どんなエレベーターになったら良いと思いますか?

*三菱電機製の場合。エレベーターによって機能の装備状況は異なりますのでご了承ください。

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