競技大会の風景

　三菱電機ビルソリューションズ株式会社（取締役社長 松本 匡、本社：東京都千代田区）は、ビル設備の保守を行う技術者たちの技術力強化を目的に、全国より選りすぐりの技術者を一同に集め、各々の技量を競う「2023年度 保守技能・技術競技大会」を11月21日(火)、22日(水)の2日間、当社教育センター(東京都小平市)にて開催しました。

　本大会は、前回から4年ぶりとなる2019年以来の開催で、空調・冷熱機器の保守技術者に従事するエンジニア18名（関係会社を含む）が出場しました。競技では、個人とチームに分かれ、保守・整備から、施工、客先報告までの作業手順、手際の良さ、正確さ、安全配慮、出来栄えなどを競い合いました。

　当社は今後も、個々の技術者はもちろんのこと、エンジニアリング会社としてより高いレベルの「安全・安心」を提供し、お客さまやご利用者からの「信頼の獲得」を通じてさらなる成長を果たすべく、本大会を含めたさまざまな取り組みを実施してまいります。

【2023年度 保守技能・技術競技大会 開催概要】
日　程：2023年11月21日(火)～22日(水)
場　所：当社教育センター（東京都小平市花小金井）
出場者：18名／全国9エリアから各2名が参加（当社社員9名、協力会社9名）
競技内容：個　人（ビル用マルチエアコンの保守・整備、お客さまへの報告等の実施）
　　　　　チーム（冷凍庫制作を通じた各種作業、お客さまへの報告等の実施）

【三菱電機ビルソリューションズ／技術者向けの競技大会について】
　当社では、お客さまに安全・安心を提供することが最も重要な使命と考え、技術者の技能・技術向上を目的とした社内競技大会を各地で行っております。教育センター（東京都小平市）では、昇降機や空調・冷熱設備などのビル設備の保守を行う技術者を対象とした保守技能・技術を競う大会を1981年に開始し、今回で25回目を迎えます。
また、昇降機の開発・製造を行っている稲沢ビルシステム製作所（愛知県稲沢市）においても、製造技術者向けの製造技能・技術を競う大会を1977年に開始し、以降、定期的に実施しています。（本年6月24日に第46回大会を開催）

【実行委員長（事業推進本部長）木本 琢也　あいさつ(抜粋)】
「この競技大会は1981年に初めて開催され、昭和、平成、令和と続き、今回で25回目を迎える当社の伝統行事です。今大会は空調・冷熱機器に焦点を当て、ビル用マルチエアコンの保守・整備の一連の流れを通した個人競技と、冷凍庫制作のチーム競技に分かれています。"人と技術"が当社の根幹であり、最も重要視している価値観でもあります。大会を通じて、日々のビル設備の安全・安心を守るために皆さんが毎日の保守業務で磨き上げた技能・技術を、この競技大会で最大限に発揮してください」