環境対策フロン排出抑制法

規制がさらに強化され、管理者には空調・冷熱機器の点検とその履歴の記録・保存が義務づけられています。

トラブル防止

シビアな温湿度管理が求められる空調・冷熱機器。万一トラブルが発生した場合、機器停止による機会損失を招く恐れがあります。

製品寿命

毎日稼働する空調・冷熱機器は知らず知らずのうちに劣化し、機能も低下。耐用年数にも大きな影響をおよぼします。

省エネルギー

1℃の差がムダなエネルギーロスに。電力消費量や運転状況をしっかり把握することで、省エネ化がはかれます。

ランニングコスト

機器の劣化などによる稼働効率の低下は、ランニングコストに影響がでます。安定した効率のよい運転が求められます。

業務効率化

日常の煩雑な管理業務の手間を軽減するために、効率的な運用が求められています。

室内機の点検

快適な冷暖房ができているか、異常音や異臭が発生していないかなど、五感とデータでしっかりチェックします。

運転状態の確認

室内機吸い込み/吹き出し空気温度を測定し、室内機のフィルターや熱交換器の汚れ状態を確認、機器の動作確認を診断します。

室内機内部の汚れ点検

フィルターでとりきれない汚れが内部に付着すると冷暖房能力の低下や、水漏れの危険性も。汚れ・目詰まりがないかを確認し、トラブルを防止します。

ドレンの流れ・ポンプの動作確認

冷房では室内の空気を冷却するとともに、除湿も行っています。除去した水分を機外へ排出するドレンの流れやポンプの動作を確認し、水漏れを防止します。

チラー・冷凍機の点検

使用用途に合わせて運転データを確認し、わずかな変化も見逃さず、適切な整備提案を実施します。

絶縁測定

経年劣化やホコリが原因で絶縁抵抗が低下し、最悪の場合、漏電で機器停止する危険性があります。電気部品の絶縁抵抗を測定し、故障を未然に防止します。

圧縮機の確認

半密閉圧縮機内部の油量と劣化具合によっては摩耗が進行して部品焼付きとなる恐れも。運転状態から適切な時期にオーバーホールをご提案します。

空気側熱交換器の汚れ点検

汚れは冷暖房能力の低下、エネルギーの浪費につながります。目視点検とともに運転データから汚れ具合を確認し、適切な洗浄プランをご提案します。