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掲載のデータは発表当時のものです。価格・仕様について変更する場合もございます。

2025年01月31日

稲沢ビルシステム製作所にパーツセンター竣工

物流効率の最適化による「ホワイト物流」推進の実証開始、年内本格稼働を目指す


パーツセンター外観

 三菱電機ビルソリューションズ株式会社(取締役社長 織田 巌、本社:東京都千代田区)は、ビルシステム製品製造のマザー工場である稲沢ビルシステム製作所内に、配送業務の一元化により間接作業の合理化を図る新施設として、パーツセンターが竣工しましたのでお知らせします。

 物流・運送業の「2024年問題」への対策が求められる中、調達部品の荷受け場所を本施設に集約することで、トラック運転者の配送作業負荷を低減するとともに、部品の受け取りや管理における重複作業を削減します。

 今回竣工した新たなパーツセンターにおいて、物流効率最適化による「ホワイト物流」推進の実証を行い、年内の本格稼働を目指します。


パーツセンターの概要

所在地
愛知県稲沢市菱町1番地
(三菱電機ビルソリューションズ稲沢ビルシステム製作所敷地内)
延床面積・構造
約2,400㎡、鉄骨平屋造
用途
エレベーター・エスカレーター部品の荷受け、保管、払出し
環境・省エネ対策
LED照明の導入
太陽光発電設備の設置(計画中)

パーツセンター建設の背景

 当社ではビルシステム事業を約100カ国に展開しており、マザー工場である稲沢ビルシステム製作所では製品開発および年間約1万台の製品及び保守部品を生産し、日本のみならずグローバルに出荷しています。

 近年では、特に物流・運送業の「2024年問題」への対策として、国土交通省が主導する「ホワイト物流」推進運動への対応が強く求められており、当社では、製品出荷時に各地域の物流倉庫を活用し、複数製品を大型トラックに混載して輸送するなど物流効率化を進めてまいりました。

 新たなパーツセンターは、生産で必要な部品調達における製作所内の物流効率化を目的として設立しました。今回の竣工を受け、各製造ラインにあった配送箇所を本施設に集約し、トラック運転者の配送作業負荷の低減を図るとともに、本施設から各製造ラインへの物流最適化による間接作業合理化の実証を開始し、対象部品を拡大しながら年内の本格稼働を目指します。


物流・運送業の「2024年問題」と「ホワイト物流」推進運動について

 物流・運送業の「2024年問題」は、2019年4月1日に施行された「働き方改革関連法」が5年間の猶予期間を経て、2024年4月1日から運輸業に適用、時間外労働の上限規制が設けられることに伴う人手不足やコスト増加などのさまざまな課題に関する総称です。

 「ホワイト物流」推進運動は、国土交通省が主導する、トラック運転者不足が深刻になっていることに対応し、国民生活や産業活動に必要な物流を安定的に確保するとともに、経済の成長に役立つことを目的として、トラック輸送の生産性の向上・物流の効率化や、女性や60代以上の運転者等も働きやすい、より「ホワイト」な労働環境の実現に取組む運動です。

以上

報道関係からのお問い合わせ先

三菱電機ビルソリューションズ株式会社 コーポレートコミュニケーション部
〒100-8335 東京都千代田区丸の内二丁目7番3号
TEL:03-6206-5030 MAIL:a_mebs_press@meltec.co.jp

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