競技大会の風景（ヒーター制御盤での作業）

　三菱電機ビルソリューションズ株式会社（取締役社長 織田 巌、本社：東京都千代田区）は、 ビル設備の保守を行う技術者たちの技術・技能向上を目的に、全国の各エリアから選出された技術者が一堂に集まり各々の技量を競う「2024年度 技能競技大会」を、11月21日(木)、22日(金)の2日間、当社教育センター(東京都小平市)にて開催しました。

　本大会には、国内の約6,000人の保守技術者の内、ビルの中央監視装置等のビルシステムの保守・管理に従事する技術者10名が出場し、2名一組のチームに分かれて、故障原因調査・復旧作業から施工、お客さまへの報告までの作業手順、手際の良さ、正確さ、安全配慮、出来栄え等を競い合いました。

　当社は、個々の技術者はもちろんのこと、エンジニアリング会社としてより高いレベルの「安全・安心」を提供し、お客さまやご利用者からの「信頼の獲得」を通じてさらなる成長を果たすべく、今後も本大会を含めたさまざまな取り組みを行ってまいります。

日　程：2024年11月21日(木)～22日(金)
場　所：当社教育センター（東京都小平市花小金井）
出場者：10名／全国5エリアから各2名が参加
競技内容：故障原因調査・復旧作業、施工、お客さまへの報告等

　当社では、お客さまに安全・安心を提供することが最も重要な使命と考え、技術者の技術・技能向上を目的とした社内競技大会を各地で行っております。教育センター（東京都小平市）では、昇降機や空調・冷熱設備等のビル設備の保守を行う技術者を対象とした保守技能を競う大会を1981年に開始し、今回で26回目を迎えます。
　また、昇降機の開発・製造を行う稲沢ビルシステム製作所（愛知県稲沢市）においても、製造技術者向けの製造技能を競う大会を1977年に開始し、本年6月には第47回大会を開催しています。

「当社の技能競技大会は、技術・技能の向上や継承を目的に1981年から始まり、今回で26回目を迎える伝統ある大会です。今大会は、ビルシステム単独での競技会を初めて実施する大会であり、故障修理、営繕工事、連動試験を行う競技になります。当社は「人と技術」の会社です。現場第一線の皆さまの技術・技能が当社の財産であり、成長の糧でもあります。日頃の保守・点検で培った技能・技術を、この競技大会で是非、発揮してください」

１．競技種目別：金賞から銅賞までの各賞にメダル及び副賞を授与。


２．支社総合：一位から三位までに表彰状と副賞を授与。