口で絵画を描く画家（森田 真千子氏、口と足で描く芸術家協会所属）

  三菱電機ビルソリューションズ株式会社（取締役社長 織田 巌、本社：東京都千代田区）は、「絵画展　口と足で表現する世界の芸術家たち」（入場無料）を、10月4日(金)から6日(日)まで、「なんばパークス」（大阪府大阪市）で開催いたします。

  本絵画展は、両手の自由を失った世界各国の画家（口と足で描く芸術家協会所属）が口や足に絵筆をとり、丹精を込めて描いた絵画を展示する展覧会です。当社の前身である三菱電機ビルテクノサービス(株)が1992年から毎年全国各地で開催していた社会貢献活動で、2022年4月に三菱電機(株)のビルシステム事業と三菱電機ビルテクノサービス(株)の経営統合により発足した三菱電機ビルソリューションズ(株)においても従来の志を継続し、共生社会の実現を目指した従業員参加型の活動として全国各地で開催するものです。

  本活動は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で一時開催を中止しておりましたが、2024年2月に活動を再開し、今年3カ所目の開催となります。大阪府では、2019年11月に枚方市での開催を最後に、再開後初の絵画展となります。

・展覧会名：「絵画展 口と足で表現する世界の芸術家たち」
・開催日時：2024年10月4日（金）～10月6日（日）、各日11:00～18:00
・開催場所：なんばパークス ７階多目的ホール「パークスホール」
　　　　　　大阪府大阪市浪速区難波中2丁目10-70
・展示数　：約50点
・実演日時：森田 真千子氏による実演を以下の日時で予定しています。
　　　　　　体調等により変更の可能性があります。
　　　　　　10/4（金）11:00〜15:30、10/5（土）11:00〜16:30、10/6（日）11:00〜16:00
・主　　催：三菱電機ビルソリューションズ株式会社 関西支社

　今後、国内で開催するスケジュールや開催場所は順次、当社HPでお知らせいたします。

  1992年の初回開催時から、社員やその家族等のボランティアで運営を行いながら継続開催しており、これまで延べ290回開催、来場者総数は約826,200人に上ります（2024年8月時点）。ご鑑賞いただいた方々に、手で絵筆を持たずに描く画家の存在を伝え、絵画から得られる感動を共有することで、共生社会実現の一助とすることを目的にしています。

1956年4月生れ／大阪府／口で描く 兵庫県出身。生後10ヵ月で高熱のため脳性マヒとなる。両手が全く使えず、体幹マヒ、四肢マヒ。小学校入学と同時に口で字を書き始め、鉛筆を意思通りに動かすことに成功した。養護学校高等部で描画を始め、卒業後の絵による自立を決意する。才能の上達を目指して努力を重ね、公募展、グループ展などに頻繁に参加、口と足で描く芸術家協会への加入を許される水準になった。1999年には作品「コスモス」が岡山市南ふれあいセンターに陶版画として飾られた。趣味は新短歌。歌集「心の掌」「風の画布」を発表している。

・団 体 名：口と足で描く芸術家協会
・設　　立：1956年（リヒテンシュタイン公国）
・会　　員：72の国や地域に約750名(そのうち、日本人は20名)　※2024年1月現在
・連絡先　：TEL:03-3267-2881、E-Mail：mfpa@mfpa.co.jp
・住　　所：東京都新宿区市谷砂土原町3-4
・活動内容：世界各国で画家として自立を目指す障がい者の支援、教育、救援、福祉事業等
・URL　　：https://www.mfpa.co.jp

1．国・地域
			【画家の国と地域】15の国と地域 イギリス、イスラエル、イタリア、ドイツ、 フランス、キプロス、スイス、スロベニア、 ベラルーシ、南アフリカ、コンゴ民主共和国、 カナダ、オーストラリア、台湾、韓国、日本
2．絵画の種類
3．描画方法			4．画家の性別
5．主な作品
「路地の喧騒」（80×129） セルジュ・モーデー（フランス）		「竹と雛」（45×70） エン・ティエン・ヤン（台湾）		「森」（F30） 森田 真千子（日本）
「ギザのピラミッド」（80×80） クラウス・シュパニ（スイス）			「みくちゃんの砂遊び」（F20） 古小路 浩典（日本）

繊細なタッチで描かれた作品を展示。中には1メートルを超えるサイズの作品もあります。		絵画の中心の高さを少し低めの1.35ｍに統一し、車椅子の方やお子さまでも見やすいように工夫しています。