トラベル・スケッチ 南砺 オフショット

三菱電機ビルソリューションズの広報誌「Fika!」読者のみなさまへ、本誌未掲載の写真やこぼれ話をご覧いただけます。
今回は、2024年冬号/Vol.8の「トラベル・スケッチ」で特集した「南砺 木製バットの生産日本一 受け継がれるモノづくりの伝統」のオフショット集をお届けします。

<撮影 香川康之>

役目を終えたバットを静かに慰労

エスオースポーツ工業の敷地の一角に建つ祠には、役目を終えたバットがこれまでの活躍を慰労するかのように静かに立てかけられています。大きな石に彫られた「心」の文字は現社長の直筆から起こしたもの。ゆくゆくはこれらのバットをお焚き上げで供養する予定だそうです。(撮影協力/エスオースポーツ工業Tel.0763-52-4723)

完全手彫りの獅子木札が出る「獅子ガチャラ」

井波彫刻総合会館では入り口に設置されているカプセルトイ販売機が人気です。カプセルには井波彫刻の主力商品である魔除けの「獅子頭」をかたどった手彫りの木札とともに同館の入場割引券が入っています。木札の獅子頭は赤や緑、金色などカラフルで、何色が出るかもお楽しみ。(撮影協力/井波彫刻総合会館Tel.0763-82-5158)

瑞泉寺太子堂「手挟み(たばさみ)」の籠彫り

瑞泉寺本堂脇に建つ太子堂では井波彫刻の技を各所で見ることができます。屋根の補強材である「手挟み」には内側に透かしを入れて立体的に彫る「籠彫り」という手法が使われています。下から見上げて鑑賞する彫刻として、彫りの角度なども計算されているそうです。(撮影協力/瑞泉寺Tel.0763-82-0004)

つるりとした喉越しが心地よい、老舗「松屋」のそば

南砺市はそばの産地としても有名です。井波の瑞泉寺お膝元にある「蕎麦懐石 松屋」は1912(大正元)年創業の老舗で、創業以来、手打ちにこだわっています。そうめんのように細い麺は喉越しがよくコシがあり、1人前でもたっぷり量はありますが、つるりといただけてしまいます。(取材協力/蕎麦懐石 松屋Tel.0763-82-0047)

「鯉雨画斎(りうがさい)」の名はこの襖絵から

棟方志功の旧宅「鯉雨画斎」の押入れの板襖に残る「ムナカタ作品」。赤い鯉(コイ)が黒い雨に打たれて昇っていく様子が描かれており、この八畳間が「鯉雨画斎」と呼ばれ、のちに家屋の名となりました。右側の襖にはナマズやカメ、ウナギも描かれています。(撮影協力/棟方志功記念館愛染苑Tel.0763-52-5815)

お米のおいしさが詰まった「富山みたらしだんご」

「ささら屋福光本店」内にあるお米のおやつ専門店「おこめぢゃや」では富山県産うるち米「てんたかく」を使用した「おやつだんご」が好評です。粗めにつぶした生地にお米のうま味と甘みが凝縮されており、秘伝の濃厚たれが優しく絡む味わいにほっと一息。癒される味わいです。(撮影協力/ささら屋福光本店Tel.0763-52-6785)

最高峰のもち米を使った冬のおやつ「かきもち」

富山の「かきもち」は、餅米の最高峰といわれ、品種登録もされている「新大正糯(しんたいしょうもち)」を使用しています。粘りやコシ、絹のような滑らかさが特徴で、厳しい寒中についた餅を1カ月ほど寒風にさらし自然乾燥させて作ります。プレーンのほか昆布や柿の皮で風味をつけたものもあります。(取材協力/石田組Tel.0763-58-1024)

五箇山地域の特産「赤かぶ」は色も鮮やか

五箇山は赤かぶの産地。昼夜の寒暖差が大きい山間地で栽培されることで鮮やかな赤色と独特の甘みがあるかぶに育ちます。やや硬い肉質で歯切れがよいのが特徴で、漬け物や酢の物、煮物、汁の実などに使われます。冬の保存食として親しまれている「赤かぶ漬け」はおみやげにも最適です。

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